SONY VLOGCAM ZV-1 をリグとアルカスイス互換クイックシューで快適に使用する方法

時と空間を切り撮るカメラ

SONY VLOGCAM ZV-1 をリグとアルカスイス互換クイックシューを利用して快適に使用する方法をご紹介します。

みなさんは SONY VLOGCAM ZV-1 を使ってますか?
ZV-1 は動画を撮るのに良く考えられたコンパクトデジタルカメラです。

多くの方はミニ三脚にもなる手元で操作できるシューティンググリップのセットを購入しているのではないでしょうか。

でも、使用しているとちょっと面倒なところが見えてきます。

その面倒なところをリグとアルカスイス互換クイックシューで快適にする方法を見つけたのです。

シューティンググリップを付けると蓋に干渉してバッテリーやメモリカードにアクセスできない問題

シューティンググリップを付けるだけで操作性が変わります。
基本的には付けて撮ることがほとんど。

ただし純正のキットだけでシューティンググリップを付けるとバッテリーやメモリーカードへのアクセスする蓋に干渉してしまいアクセス出来なくなってしまいます。

バッテリーやメモリーカードを交換する場合にはシューティンググリップを取り外す必要が出てきます。

コンパクトなゆえに構造上何とも出来なかったと思われます。

今回の使用物

先に今回使う物を挙げておきます。

ZV-1 カメラ専用ケージ

リグと言えば SmallRig。
ZV-1 用のリグも数種類出しています。

今回利用するのは、SmallRig Sony ZV1カメラ専用ケージ-2938 です。

アルカスイス互換クランプとプレート

クイックシューにはいくつか種類があります。
私が選んだのはアルカスイス互換。
Peak Design が採用しているというのもあります。

で今回は…

NEEWER のクイックシュー

Peak Design のスタンダードプレート

リストストラップ

リストストラップも Peak Design にしました。
通常のカメラストラップも使えるので。

Peak Design のリストストラップ カフ を使いました。

リグを利用して干渉問題を解消する

先ずはシューティンググリップを付けていてもバッテリーとメモリーカードへアクセスすることが出来るようにすることです。
そうすることによって問題は解決します。

そのリグは SmallRig の Sony ZV1カメラ専用ケージ-2938 です。

良く出来ているリグで、バリアングルの液晶やバッテリーとメモリーカードへのアクセスする蓋との干渉がありません。

また、程よくグリップもあるので、片手で持った時もしっかり握ることができます。

この状態でシューティンググリップを付けると干渉問題は完全解決です。
しかもシューティンググリップとレンズの中心線が揃うというおまけ付き。

アルカスイス互換クイックシューで更に快適さを求める

バッテリーやメモリーカードへのアクセス問題は解決しました。
ただししばらく使用していると、その状態だと少し不便と思うことも出てきました。

それは…

シューティンググリップの取り外しです。

そんなに頻繁で無いにしろ、シューティンググリップは取り外すこともあります。
持ち運びのときなど特に。

そんな時に思いついたのが Peak Design のスタンダードプレートを利用すること。
昨年、カメラを新しくしていった際に、三脚も新調しました。
その時に雲台のクイックシューをアルカスイス互換にすることにしたのです。
(↑ これについては別途書こうと思います)

先程のリグにアルカスイス互換のプレートを付けます。
良い感じに干渉しません。

そしてアルカスイス互換のクランプをシューティンググリップへ付けます。
3〜5 cm くらいの物がベター。
(私が使用したのは手元にあった NEEWER の 50 mm の物)

少しずらしてセットすることによって、蓋への干渉することなく取り付けられます。

こうすることでシューティンググリップの着脱が容易になりました。

リストストラップを付けてより安全快適に

さらにリストストラップを付けると安心。

プレートをクランプで挟み込むだけなので、慣れてきた時にネジ締めがゆるくなりそうな感じがしました。
ということでリストストラップを装着。

こちらも Peak Design のリストストラップ カフ にしました。

理由はピークデザインのストラップに利用するアンカーがすべて同じなので、通常のカメラストラップも利用できるからです。

装着したリストストラップを使いながらシューティンググリップを握れば、万が一にも外れた場合、落下を防ぐことが出来そうです。

ということで…
完成した構成はこんな感じ。

リグなど付けるので多少重くなりますが、電池やメモリーカードの交換、シューティンググリップから他の三脚などへの付け替えなどが楽に出来るようになっています。

今、お気に入りの構成です。

ぜひお試しあれ。