[Hy]おやじインフラエンジニアのDevOps論/DevがOpsをやってこそ!
DevOpsに関する私なりの考えをメモしておく。
思えば今のProjectにjoinしAWS(Amazon Web Services)に触れ、少しずつ面白さが解ってきてから考え方が変わってきた気がします。
特に”Infrastructure as Code”などの話を多く見聞きし、自分なりの経験を踏まえて今の結論です。
DevOpsは、開発(Development、以下、Dev)が運用(Operations、以下、Ops)をやってこそ効果があると思います。
(DevがOpsの領域を奪うことを言っています)
ここでの開発には、アプリケーションだけでなくインフラを含みます。
DevとOpsを1つのチームにしたから協力して短いサイクルでのリリースができるというものではないということです。
Devが開発したものをOpsがリリースみたいな従来通りのサイクルでやっていたら何の意味もありません。
ただ、体制が変わっただけになってしまします。
現状、DevとOpsが移行するための理想は次のようなものだと考えています。
Devは開発から運用までを責任を持って行うよう業務範囲を拡げる。いわゆるDevOps。
OpsはDevOpsチームへ移行して行くか、DevOpsがサポートできない範囲を受け持つ。
しっかりDevOpsが機能するようになると、インフラの構築やアプリのデプロイなどもChefやらFabricなども利用されているでしょうから、OpsもCodeを読み書きできるようになっていないといけないでしょう。
そうできない従来型のOpsは淘汰されていくことでしょう。
【現状】
Dev(アプリ)
+ Ops(アプリ+インフラ)
Dev(インフラ)
⇩
【DevOps】
DevOps(アプリ)
+ Ops(24/7での監視や簡易オペレーション)
DevOps(インフラ)
イメージはこんな感じですね。
DevとOpsが協力してというより、アプリとインフラがどれだけ協調できるかのように考えます。
こうやって書いて見ると…
I社グループにいた時の組織としては、言葉はなかったがDevOps的な体制だったですね。
10年以上前のことですから。
アプリもインフラも基本的には要件から運用まで面倒をみていて、24時間な部分だけオペレータへ依頼しているような感じです。
ちょっと良く書きすぎている気もしますが。
私の担当だったサービスでは、アプリとインフラの仲も良く、非常にバランスの良い体制だったなぁ。
また、そんなチームに出会いたいものです。
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ほかりゆたか