災害時の防災用品を考えてみた 2019年の台風19号(ハギビス)から

今年(2019年)の台風19号(ハギビス)は大型で非常に強い台風とのことです。
千葉県に甚大な被害をもたらした台風15号(ファクサイ)以上との予報がなされています。

テレビなどで早めの防災対策が注意喚起されていて、11日現在、巷では水やカップ麺などが陳列棚から消えるほどです。
また、窓ガラスの飛散対策も言われており、養生テープなども品切れ状態に。

確かに大変な災害になる恐れのある今回の台風ですが、東日本大震災などもあるように自然災害は避けられません。
やはり日頃の準備が大切だと考えています。

そこで今回、災害時に必要になりそうな防災用品について考えてみました。
今年から積極的にアウトドアにいるので、山やキャンプ場のフィールドに赴いています。
特に登山では少しずつリスク対策をし充実してきていると思います。
基本的な装備は登山中心で考えていますので、昨年末から今年にかけて揃えてきたグッズなども積極的に紹介していきます。

3の法則

当然ですが「3の法則」ご存知ですか?
いろいろな言い方がある「3の法則」ですが、呼吸3分、体温3時間、水分3日、食料3週間で生死に影響が出るというものでサバイバルを考える時の基本になる考え方です。
災害の種類は様々ですから、いろいろな状況に耐えられるように見ていきましょう。

呼吸3分

人間も動物ですから呼吸ができなければ死にます。
3分は長いと思いますが、呼吸の確保は大切です。

ビルの倒壊による粉塵や川の氾濫後の土埃など、そのような状況でも耐えられるようなマスクがあると良いのではないでしょうか。

私の場合、まだ、粉塵のあるような厳しい登山には行ったことがないので、装備としては持ち合わせていません。
今後、検討していきます。

体温3時間

適切な体温を維持できないと3時間で死にます。

登山の時に一番気にすることは、常にドライでいること。
雨や汗などで衣服が濡れると体温が奪われます。
体温が低下する切っ掛けになってしまいます。

そのため「化学繊維」の吸汗速乾性のウェアを選びます。
逆に「綿」は汗を吸収しますが、乾きづらいため、不快にもなりますし低体温症を引き起こしかねません。

登山の時の服装では考慮されますが、重ね着することによって体温調節していきます。
これをレイヤリングと言われます。

夏場は吸汗速乾性のTシャツで良いですが、冬場だと内部の湿気は通しながら外からの冷気をシャットダウンするようにします。

水分3日

単純ですね。
人は水が補給できなければ3日で死にます。

長期保存用の水などと共にアウトドアなどのために開発された浄水器などを備えておきましょう。
この浄水器は登山のレスキューキットの一つにしています。

食料3週間

これも言わずもがな。
食物を口にしないと死にます。
それが概ね3週間。
まぁ、3週間とは言わなくても、1~3日程度の食料は確保しておきたいところ。

そんな備蓄用に良いのがアルファ米。
お湯で戻せば暖かく食べられますし、最悪、水で戻すこともできます。
登山時の携帯食としても重宝しています。

サバイバルできますか?
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