関数y=f(x)が大好きです!
ライトニングトーク(勉強会での短いプレゼンテーション)でも使用しています。
今、私は、経営者であり作家の夏川賀央先生の「一生使える文章講座 第2期」に参加しています。
(数多くの著書がありますので、興味ある方はこちらから)
その第1回講座の宿題として、「自分が大好きなことを書いてみよう」というお題が、2/28 23:59の締切で出ているのを知ったのが一昨日。
あいにく仕事の山と重なり途方に暮れました。
なぜ途方に暮れるのか?
それは原稿用紙2~3枚を目安に書かないとならず、今の私にはハードルが高いから。
また、「大好きなこと」と問われると、あらためて自分の大好きなことは何だろうかと考え、筆が進まないことが予想されたからです。
まぁ、考えるだけなら、忙しくても疲れていても、何とかなるだろうと考えたのですが、ランニング、ゴルフ、ビール、仕事、アップルなど、ありきたりの事ばかりです。
ありきたりの事を上手く書くことも考えましたが、そうこう考えているうちに思い出しました。
今は、y=f(x) が好きなんだということに。
なんだ、y=f(x) ?
ただの関数じゃないか。
はい。
ただの関数です。
(関数とは、xをある一定の法則でyに変換する法則のことです)
でもこの関数っていうのは、ただものではないんです。
「スタイル」というルールの一部なんです。
これは、「佐藤可士和の 新しい ルール づくり
」という本に出てくる内容です。
・スタイルを関数としてとらえる
『関数とはy=f(x)ですが、そのfに注目するという。
fは、「◯◯変換」ということです。いろいろな要素があったとしても、スタイルがあると、そのスタイルなりの変換がおこる。「ゴッホ変換」だと、世界が全部が黄色くて、ゆがんだいて、あの太陽がギラギラするみたいな感じになっちゃうとか。fが「佐藤可士和変換」だと、みんなシンプルになっちゃう。全部整理されちゃう、とか(笑)』
というようにスタイルを一定の法則で変換する関数(ルール)としてとらえています。
ものすごく面白いですよね。
その人が関数であって、いろいろな要素がその人を通すことによって、同じ要素でもその人色に染まるとみています。
この文章も「大好きなこと」を私の個性を通した結果、表現されているものであり、10人いたら10人違う内容で表現されるに違いありません。
その人なりの関数(スタイル)で変換された結果です。
スタイルという関数を持つことによって、自分自身のアウトプットがより良く表現できるようになるのではないでしょうか。
良いアウトプットを出すには、良いインプットに良い個性をあわせなければなりません。
良いインプットを自分の個性で変換しアウトプットする。
そのフィードバックを、また、インプットとする。
良い流れが生ませるように仕組めば、自然とより良いものが生ませそうな気がします。
さらには良くないインプットでも、それを補正できるような自分でいることができれば、アウトプットの質も安定してきます。
y=f(x)は、関数としてはものすごくシンプルですが、とても大好きな表現の1つです。
y=f(x) いつでも良い流れを作る指標になってくれる関数だと思っています。
以上、宿題「大好きなこと」の作文でした。