言葉だけは忘れないカノッサの屈辱。
今日はカノッサの屈辱の最終日みたいです。
私の年代だとフジテレビの深夜番組を思い出す方も多いのでは。
(番組内容との関わりは無いそう)
まじめに西洋史をググってみます。
カノッサの屈辱とは叙任権闘争の一事件で、ローマ教皇グレゴリウス7世と神聖ローマ帝国皇帝ハインリヒ4世との間で起こったことである。
叙任権運動は、中世初期にローマ教皇と神聖ローマ皇帝との間で司教や修道院長の高位聖職者への任命権(叙任権)を巡った政治的・宗教的争いのこと。
その争いの中で、グレゴリウス7世がハインリヒ4世を破門した。
ハインリヒ4世は破門により形勢不利となり、カノッサ城滞在中のグレゴリウス7世のところへ赴き、カノッサ城門前で1/25からの3日間、破門の許しを求めたというのがカノッサの屈辱みたいです。
強制せれて屈服、謝罪することの慣用句として、カノッサの屈辱を今でもヨーロッパでは使うことがあるようです。